「デスクと会議室だけ」はもう古い?失敗しないオフィス移転・リニューアル時の“リフレッシュ空間”設計ルール
- 貴紀 伊藤
- 1 時間前
- 読了時間: 5分

なぜ今、オフィス移転で「リフレッシュ空間」が最重要視されるのか?
オフィス移転やレイアウト変更のプロジェクトを進める際、どうしても「執務デスクを何席確保できるか」「会議室を何部屋作れるか」といった“機能面”の設計に意識が向きがちです。
しかし、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークが定着した今、「わざわざ出社したくなるオフィス」を作れなければ、移転は失敗に終わってしまいます。
実際に、移転後にこんな後悔の声を聞くことが少なくありません。
「綺麗な会議室とデスクを作ったのに、社員同士の会話が減った」
「リフレッシュスペースを作ったが、ただの荷物置き場・デッドスペースになっている」
「カフェっぽくしたけれど、結局誰も使っていない」
失敗の最大の原因は、「とりあえず空いたスペースに椅子とテーブルを置いただけ」の設計にあります。
本記事では、オフィス移転・リニューアル時に押さえておくべき「失敗しないリフレッシュ空間の設計ルール」と、予算をかけずに運用面から満足度を爆上げするノウハウを解説します。
ルール1:マグネットゾーン(人が自然と集まる場所)を作る
リフレッシュ空間を機能させるための第一条件は、「ついでに立ち寄りたくなる動線」の上に配置することです。オフィスの奥まった場所や、わざわざ扉を開けて入るような隔離された部屋に作ってしまうと、利用率は激減します。
おすすめは、以下の「日常的に社員が通過する動線」の近くに配置することです。
オフィスの中心(中央動線沿い)
複合機やゴミ箱、給湯室の近く
執務エリアと会議室エリアの中間地点
このように、人が自然と引き寄せられる「マグネットゾーン」を作ることで、部署を超えた偶然の雑談(偶発的コミュニケーション)が生まれやすくなります。
ルール2:「飲食」と「決済」の手間を極限まで削る
人が集まる空間を作るうえで、最強のフック(引き金)になるのが「食(フード&ドリンク)」です。 どれだけおしゃれなソファを置いても、そこに「行く理由」がなければ人は集まりません。
ここで重要なのが、「小腹が空いた時、喉が渇いた時に0秒で手に入る環境」です。
ビルの1階までエレベーターで降りてコンビニに行く(往復10〜15分)
自販機で決まった飲み物を買う
これではリフレッシュ空間に人が留まりません。
オフィス内に手軽なスナックやドリンク、軽食が買える「オフィスコンビニ(K:restなど)」を併設することで、「ちょっとお菓子を買いに行こう」「コーヒーを淹れに行こう」というきっかけが生まれ、空間が活性化します。
ルール3:オン・オフを切り替える「五感の仕掛け」を用意する
執務エリアとリフレッシュ空間の雰囲気が同じだと、社員は本当の意味でリラックスできません。空間を物理的な壁で区切るのが難しい場合でも、「五感」の切り替えを意識することで、オンとオフのメリハリがつきます。
視覚: 執務エリア(蛍光灯・白基調)に対し、リフレッシュエリアは電球色の温かみのある照明や観葉植物を配置する。
聴覚: 執務エリアには聞こえない程度のBGM(ジャズやボサノバ、環境音)を流す。
触覚: デスクの硬い椅子とは異なり、少し深めに座れるソファや木目調のハイテーブルを採用する。
ルール4:工事前に「電源」と「ゴミ箱・水回り」の配置を決めておく
オフィス移転の失敗で非常に多いのが、「内装工事が終わった後に、置き型サービス(コーヒーマシンやオフィスコンビニ)を設置しようとしたら電源やスペースが足りなかった」というケースです。
レイアウト図面を引く段階で、以下のインフラ要件を必ずチェックしておきましょう。
コンセントの数と位置: カフェマシン、冷蔵庫などの電源確保(たこ足配線は見た目もセキュリティもNG)。
ゴミ箱の分別スペース: 缶・ペットボトル・プラゴミ・生ゴミの分別箱を置く幅をあらかじめ計算しておく。
搬入経路の確保: 商品の補充スタッフや大型機材がスムーズに出入りできる動線になっているか。
これらを後から追加しようとすると、配線が露出して見栄えが悪くなったり、追加の電気工事費用が発生したりします。
まとめ:空間を作るだけでなく「運用(中身)」までセットで設計しよう
おしゃれな壁紙や家具を入れるのは、内装業者や家具メーカーが得意とする領域です。 しかし、実際に移転した後に「その空間が社員に愛され、使われ続けるかどうか」は、そこに置く「コンテンツ(食・サービス・運用ルール)」で決まります。
せっかくのオフィス移転。予算をかけて空間を作るなら、設計段階から「どんな商品を置くか」「誰がどう運用するか」までセットで計画を進めましょう。
🎁 【移転・リニューアル検討中の総務・プロジェクト担当者様へ】
「図面段階から相談できる!リフレッシュエリアの最適な配置・商品プランニング」
渓濱商事の「K:rest(クレスト)」では、単なる商品棚の設置だけでなく、オフィス移転やレイアウト変更の図面段階からのご相談も承っております。
「自社のレイアウト図面で、どこに置くのが一番効果的か知りたい」
「自社で用意する電源やスペースの仕様を確認したい」
「工事スケジュールに合わせて、お試し設置(デモ)をしてみたい」
現在、移転・リニューアルをご検討中の企業様向けに、「無料のレイアウト&導入シミュレーション」を実施中です。図面をお持ちの上、お気軽にお問い合わせください。




コメント